南インド滞在記 インドのふるさと
- mayuko
- 2017年4月13日
- 読了時間: 3分
わたしにとって、
大事な場所のひとつ
トリヴァンドラムのカリカトゥという村
ヴァカラビーチとは真逆で、ココナッツ林と山々に囲まれている、とっても静かな場所
夜はその静けさに飲み込まれそうになる美しい場所。
ネーヤルダムのシヴァナンダアシュラムからほど遠くないところ。
そこにあるアーユルヴェーダの施設アチャリヤ・アーユルグラムで初めてパンチャカルマを受けて
そこで働いているインドのお母さん的存在のセトゥと出逢う
写真一番右
クリスマスにはカードを送っているけど届いているか不確か
こんなにネットが盛んなのに、ここでは時が良い意味で止まっている
アチャリヤ・アーユルグラムに無理をお願いして宿泊させてもらった。
改装中ということで、誰もいない
そこで管理しているスタッフの人たちが数人のみ暮らしている
4年ぶりに訪れた感じは少し不思議
チンタラヤアシュラムは宿泊先の向かいにある
そこで朝と夕にチャンティングをする
セトゥは信仰熱心だから、そこに行けば必ず会えると思った
初日、家を訪ねてもいなくて、夕方のお祈りに行ってもいなくて、少し心配になった
4年前はもっとたくさんの子供たちがいたけど、
ずいぶんと顔並びも変わっていた
翌日、朝5:00に大音量の音楽がアシュラムから村全体に流れて
それでアシュラムへ行く支度をするのだ
アシュラムに行くと、見覚えのある後ろ姿を発見できたから、隣りに座ってみる
横にいる人に視線を送ると、セトゥ!
セトゥも私も涙をこぼしながら大きなハグとお祈りを捧げた
それからお家に行くと少し寂しい雰囲気に気づく
話を聞くと、昨年旦那さんが天国に召されたのだそう
亡くなる時に、私の名前を呼んでいたんだよとセトゥは涙しながら教えてくれた
悲しみがこみあげてきたけれど、不思議とサシャ(旦那さん)の魂がまだそこにあるような感じもした
セトゥが飼っていた牛も、ヤギも、いなくなった。
そのかわりに、犬と猫が家に住んでいる。
それもなんだか不思議
彼女は本当に少女のようにピュアだからうれしさ・かなしさを顔全体で表すのが上手で
通り過ぎる人たちに、この子は私の娘なの!日本人だけど今はアメリカの旦那さんとアメリカに住んでるのよ〜!アーユルヴェーダとヨガを勉強していて四年ぶりに会いにきたのよ〜!と「通りすがるひとたちみんな」に説明する姿も可愛い。
セトゥと再会できて本当に良かった
きっと亡くなったサシャが私を呼んでいたのかもしれない
会いたいと思った時に会いに行くのがベストなタイミングだと学んだ
話は変わって、日本に帰ることの楽しみにひとつに茶道のお稽古を受けること。
先生の先生が茶道のお手前のいろはを教えて下さって
茶道の魅力を私に光り射してくださった。
その先生がちょうどインド旅行の終盤に亡くなられたと聞いてショックを受けた。
行ける時に会いたいと思った時に行動しよう
思い立ったが吉日 だから

セトゥの一人娘のアーリヤはこの頃妊娠6ヶ月
無事に産まれますように!

セトゥの妹のお家で、一歳を迎える孫のお誕生日会準備
インドでは近所の人たちも準備を手伝う
まな板はありません!
なんでも手で刻むのが主流!
この日は顔の知らない人たちにも、夕飯が振る舞われる
そんなコミュニティーがいい!

この日の主人公
大きなほくろのような黒い点は魔除け

フレッシュなミルクでチャイを作る
牛の糞は燃料に

パーティー用のチキンカレー
このように三脚を作れば外で火が起こせれる

キッチン
薪で火を起こして煮炊きしている
ステキだな〜

お昼ごはんをごちそうに
右がタピオカのお芋であまくてほくほくで美味しい!
言うまでもなく、夜ご飯も遠慮なくごちそうになりました
その写真は撮り忘れました!
たくさんの人が訪れていました
インドのコミュニティー面白い!